東京都23区のうち、
千代田区、中央区、港区、新宿区、台東区、品川区、目黒区の7区
に所在する建築物を所有する個人または法人。
高反射率塗装については、交付上限額を500 万円として、経費の2分の1
ヒートアイランド現象とは、都市の中心部の気温が郊外に比べて島状に高くなる現象です。
近年都市に特有の環境問題として注目を集めています。
ヒートアイランド現象の原因としては、
1.空調システム、電気機器、燃焼機器、自動車などの人間活動より排出される人工排熱の増加
2.緑地、水面の減少と建築物・舗装面の増大による地表面の人工化
が挙げられています。
特に夏季においては、高温化による冷房需要の増加と、それに伴うエネルギー消費量が増加しています。
冷房等による人工排熱の増大は、より一層の気温上昇を招く悪循環を形成しています。
ヒートアイランド現象・地球温暖化防止策の一環として、東京都では屋上緑化や高反射率塗装により、建築物の屋根などの表面を涼しくする事業に対して、対象経費の2分の1を補助する「クールルーフ推進事業」の公募を開始致しました。

交付対象者: | 東京都23区のうち千代田区、中央区、港区、新宿区、台東区、品川区、目黒区の7区に所在する建築物を所有する個人または法人。 |
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交付対象施設:屋上緑化あるいは高反射率塗料の施工に必要な施設。
交付対象規模等:屋上緑化施設、高反射率塗料施設とも施工面積 50 ㎡以上とする。
交付額:交付対象経費の2分の1 (1,000 円未満の端数は切り捨て)
交付上限額:屋上緑化については2,000 万円、
高反射率塗装については500 万円
東京都以外でも、ヒートアイランド対策として、街を緑化して温度を下げようという試みで、助成金を交付しています。
京都市でも、表面に塗られた遮熱材が太陽光の熱を反射することで、路面に熱がこもらないようにし、路面の温度上昇を抑制する遮熱性舗装については、実験の経過と効果を見極めながら、助成金の交付について、前向きに検討しています。
こうした優れた断熱・遮熱材を積極的に住宅や建物に取り込んでいこうとする自治体のとりくみは、今後も盛んになる傾向にあります。
ほかの自治体においても、こうした助成金制度は増えてくると思われますので、申請については、各自治体に問い合わせ、調べていってください。
年間CO2削減効果については、削減予想電力量(kw/年)に、電力1kw当りのCO2発生量(0.338kg)を掛けることにより求められます(面積:5,000㎡)。
年間 57.38TON のCO2削減に貢献できます。
これは、ユーカリの木に換算し、6,203本分に匹敵すると考えられます。
さらに、これは、京都議定書による年間CO2削減目標数量の39人分に匹敵します。
ヒートアイランド大綱について
平成14年9月、ヒートアイランド対策関係府省連絡会議が設置され、大綱の策定について検討を開始しました。
そして、平成16年3月ヒートアイランド対策に関する国、地方公共団体、事業者、住民等の取組を適切に推進するため、基本方針を示すとともに、実施すべき具体の対策を体系的に大綱として取りまとめました。
ヒートアイランド対策大綱
第4 ヒートアイランド対策の推進
1.人工排熱の低減
【具体的施策】
1)エネルギー消費機器等の高効率化の促進
○省エネルギー技術戦略、光触媒利用高機能住宅用プロジェクト等の新技術開発への取組によりエネルギー消費機器等の高効率化を促進する。

