屋根、外壁共に断熱塗装を行った住宅の様子。
断熱塗料・キルコートは太陽光を大幅に遮断することにより夏の蒸し暑い暖気や冬の凍えるような冷気を家の中まで通さず、快適な環境を作り出す性能があり、結果、冷暖房機の消費も抑えることが出来るので省エネ効果もあり、地球温暖化、ヒートアイランド現状への対策として一部の行政から助成金が出るほどに支援された塗料です。
塗料に含まれたビーズが効果の高い断熱の秘密なのですが、正しく施工しないと効果も半減してしまいます。塗料よりビーズの方の比重が重く、放っておくと塗料の下の方へと沈んでいってしまうため、施工している間でも沈殿は進むため、作業の途中にも塗料を混ぜ合わせながらでないとビーズを均一に施工することが出来ません。当たり前のことですが、塗料を薄めると断熱効果も発揮することが出来ないため、メーカー既定のぼってりとした塗料を肉厚に施工していきます。
屋根は下塗り1回、傷んでいたら濡れ感が出るまで塗り重ね、中塗りは2回塗ります。1回だけだと素地が透けて見えますが、2回塗る事により真っ白で透けのない厚い仕上がりになりました。上塗りも中塗りと同じく2回。本来は1回で良いのですが、中塗り同様1回だけだと下の塗料が透けて見えてしまい見栄えが悪くなってしまうので、当社では上塗りの2回を行い艶ある綺麗な仕上がりにしています。
屋根の縁切りが本当に必要になるのは2回目や3回目、塗膜が厚い層として重なってきた頃合いなのですが、断熱塗料は通常の塗料より ぼったりとしていて、より厚みのある仕上がりになるため、タスペーサーを差し入れて屋根の隙間をあけておく必要があります。
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